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朮

キク科の多年草。 山野の乾燥地に自生。 高さ50センチメートル内外。 葉は互生し, 縁には剛毛がありかたい。 秋, 淡紫色または白色の鐘形の頭状花をつける。 若苗を食用にする。 根茎を干したものを蒼朮(ソウジユツ)・白朮(ビヤクジユツ)といって, 利尿・健胃薬とし, 正月の屠蘇(トソ)にも入れる。 邪気をはらう力があるとされた。 ウケラ。 <i>~-焚(タ)く(=焼く)</i> (1)梅雨時に, 湿気を払うために陰干しにしたオケラの根を焼く。 (2)節分の夜, 邪気を払うために陰干しにしたオケラの根を焼く。

螻蛄

(1)昆虫ケラの通称。 (2)俗に, 一文無しのこと。 「競馬ですって~になる」

杮

(1)材木をおのや小刀でけずった時にできる, けずり屑。 木片。 (2)「こけらいた」に同じ。

苔

「こけ(苔)」に同じ。

木屑

(1)材木をおのや小刀でけずった時にできる, けずり屑。 木片。 (2)「こけらいた」に同じ。

杮落(と)し

〔工事の最後に屋根などのけずり屑を払い落としたところから〕 劇場が新築・改築をして初めて行う興行。 〔公的な施設や場所の開場の意味でも用いられる〕

此方

(1)近称の指示代名詞。 「こっち」より丁寧な言い方。 (ア)話し手のいる, あるいはそれに近い方向・方角をさす。 この方向。 「~を向いて下さい」「鬼さん, ~」(イ)ここにある物。 「~がお買い得です」(ウ)この場所。 「~にございます」「~に来られて何年になりますか」「~は田中さんのお宅でしょうか」 (2)人代名詞。 (ア)一人称。 相手の側と話し手の側とに分けた上で, 後者であることを強く意識していう語。 自分の側。 当方。 「それは~の知ったことではない」「~の言い分はそれだけです」(イ)三人称。 かたわらにいる, 同等以上の人をさす。 このかた。 こちらのかた。 「~がかねて令名の高い小林先生です」「~, どなた」「~さんを紹介して下さい」

遠近

場所・時を示す指示代名詞。 (1)あちらこちら。 ここかしこ。 「妹(イモ)も兄(セ)も若き子どもは~に騒き泣くらむ/万葉 3962」 (2)未来と現在。 「ま玉つく~かねて結びつる/万葉2973」

彼方此方

場所・時を示す指示代名詞。 (1)あちらこちら。 ここかしこ。 「妹(イモ)も兄(セ)も若き子どもは~に騒き泣くらむ/万葉 3962」 (2)未来と現在。 「ま玉つく~かねて結びつる/万葉2973」

卵形

卵のような形。 たまごがた。

鸞鏡

(1)中国の想像上の鳥, 鸞鳥を裏面にきざんだ鏡。 らんきょう。 (2)日本音楽の音名。 十二律の九番目の音。 中国十二律の夷則(イソク)に相当し, 音高は洋楽の嬰イ音にほぼ等しい。

彼方此方

※一※ (代) 「あちこち{※一※}」に同じ。 「~を見回す」 ※二※ (形動) 「あちこち{※二※}」に同じ。 「~なる事を申して, さまざまに難儀させ/浮世草子・織留 6」

俺達

〔「おらたち」の転〕 一人称。 卑俗な男性語。 おいらっち。 「風が悪いと思つて, ~には隠すの/歌舞伎・四谷怪談」

己等

〔「おれら」の転〕 一人称。 主として男性が用いる語。 近世江戸では女性も用いた。 おれ。 「幸せは~の願い」「~も弱虫ぢやあねえよ/滑稽本・浮世風呂(前)」

乱世

秩序の乱れた世の中。 戦乱などの絶えない世。 らんせ。 ⇔ 治世 <i>~の英雄</i> (平和なときなら賊とされるが)乱れた世では英雄となる人物。 〔後漢の許劭(キヨシヨウ)が曹操を評した言葉〕

濫製

「乱造」に同じ。

乱製

「乱造」に同じ。

晴嵐

(1)晴れた日にたつかすみ。 山気が蒸発してのぼるもの。 「粟津の~(近江八景ノ一)」 (2)晴れた日に吹きわたる山風。 「~梢を鳴らし/仮名草子・恨の介」

青嵐

(1)青々とした山の気。 (2)青葉を吹き渡る風。 あおあらし。

卵生

受精卵が親の体外で発育して新個体となること。 卵内の卵黄を養分として, 卵膜中で発生が進み, ある段階に達すると孵化(フカ)する。 単孔類を除く哺乳類以外の大部分の動物にみられる。 ⇔ 胎生